TOEIC900点取れる TOEIC おすすめ参考書 & 問題集 一覧
TOEICに関する教材が溢れかえる中、結局なにが良い教材なのか分かりにくくなっています。そこで、本記事ではTOEIC対策において最も良質な教材は何なのかを挙げていきます。
単語帳
まず挙がるのは鉄板中の鉄板教材、通称「金フレ」です。
TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版 出る単特急金のフレーズ [ TEX加藤 ]
金フレの良さは、TOEICの事しか考えていない事です。
はっきり言ってこの教材で身につくことはTOEICで点が取れるようになる、この一点のみです。
この教材で英語は話せるようになりません。
大学受験や留学にも全く役に立ちません。
しかし、今この教材を手に取る方の目的は何でしょう。
TOEICで点を取ること、これに尽きるのではないでしょうか。
この教材は本当にTOEICに出る表現しか出てきません。
逆に、TOEICで出てくる表現は全て網羅しています。
語彙の問題や文法の問題で問われるザ・TOEIC単語と呼べるような単語まで取れます。 間違いなく、TOEIC単語帳においては金フレが最強です。
金フレはリーディングだけではなく、リスニングでも問われやすい単語も取り扱っています。 ストーブ、などの様にTOEICならではの独特な意味の単語、知らなければ解答にたどり着けない単語まで扱っていますから、TOEICを対策なさる場合において金フレはファーストチョイスとなる定番の名著と言えるでしょう。
また、TOEICでよく扱われるイディオム表現や前置句まで取り扱っており、単語力にとどまらずTOEICで問われる幅広い語彙をカバーできます。
TOEIC(R)L&R TEST英単語スピードマスター [ 成重 寿 ]
また、こちらのTOEICスピードマスター英単語も非常にオススメの単語帳となります。 金フレと比較してより多くの単語・熟語を扱っています。
加えてTOEICで問われる様なやや長めの例文で、読みながらTOEIC単語を覚えるパートもありますから、金フレの様な簡素な単語帳が苦手という方はこちらを購入されると良いかと思います。
金フレと比較してこちらの単語帳はTOEIC以外の英語学習にも使える程度に搭載されている語彙が広い為、とりあえず一冊単語帳を持っておきたいという方にオススメでもあります。
また、この単語帳はアプリと連携して学習できるようになっているようです。
速読速聴・英単語 Core1900 ver.5 (速読速聴・英単語) [ 松本茂 ]
こちらのCore1900は元は大学受験向けの英単語帳ですが、構成が非常に秀逸である為オススメとさせていただきます。
Core1900は実際の英文ニュース記事や雑誌記事を用いて実世界で問われる形で英文を収録し、読みながら覚える事をコンセプトとした英単語帳です。
レベルの高い語彙から熟語、構文まで高い水準でまとまっており、非常にスマートな単語帳とも言えます。
加えて、単語帳に付属しているCDが極めて良質な教材であり、耳から英語を取り入れる事でよりスムーズに語彙を覚えることができ、かつTOEICのリスニング対策まで可能な「一石五鳥」のキャッチフレーズに恥じない最高水準の単語帳です。
さすがはZ会出版といった感じでしょうか。
単語帳としての完成度が非常に高いです。
速読速聴・英単語TOEIC TEST STANDARD 1800 単語1600+熟語200 [ 松本茂(コミュニケーション教育学)
]
速読速聴・英単語TOEIC TEST GLOBAL 900 単語700+熟語200 [ 松本茂(コミュニケーション教育学) ]
こちら2冊はCore1900をよりTOEIC向けに改良した書籍です。
Core1900は単語帳として総合的に完成度が極めて高いですから基本的にはCore1900を使っていけば良いと思われますが、やはりTOEIC独特の単語まで抑えるとなると、こちらの単語帳らも併せて使われると効果絶大かと思われます。
DUO3.0はもはや単語帳界では定番中の定番の名著です。
もはや説明不要とも言えますが、DUOの学習効率の高さは全単語帳でも断トツです。
当サイトの別ページにて既に解説していますが、別売りの復習用CDと併せて学習する事で読む、聞く、書く、話すの英語における基本項目を全てカバーできます。
DUOは実践的な語彙や日常で使われる語彙、ビジネスで使われる語彙に照準を合わせた単語帳ですから、もちろんTOEICにも対応しています。
800点程度のスコアであれば余裕でDUO一冊で対応可能かと思われます。
TOEICではリスニングが大きな得点源として見込まれますが、DUOはリスニング力まで同時に鍛えることができ、また同時にビジネスの現場でも使える確かな英語の発信力、英会話力も自然に鍛えられる為、TOEICの学習をしつつ英会話などの学習も同時に行なっているとも言えます。
一度に複数の英語力を向上させるDUOはやはり不朽の名著としてTOEICにとどまらず単語帳界に君臨し続ける事でしょう。
文法・語法
次はPart5・Part6で点が取れるようになる教材の紹介です。
新TOEIC TEST文法特急(2(急所アタック編)) [ 花田徹也 ]
まずは定番の文法特急です。
レベルとしてはTOEIC学習を始められた初学者に向いています。
とはいえ、TOEICで問われる文法事項の8割は基本的な内容ですから、これら2冊でも十分に対応可能です。
TOEICは満点を狙う学習者以外では、文法に多くの時間を割くことは好ましくありません。
文法学習はさっさと終えてしまい、Part7やリスニングの学習に多くの時間を投資すべきなので、これら2冊だけでとりあえず文法学習を終える、という方針は非常にリーズナブルな戦略と考えられます。
持ち運びも便利な新書サイズで問題量もかなり質の高い問題で絞られており、学習における負担が少ないです。
早い方だと2時間もかからないうちに一冊終えてしまうかもしれません。
それほどに効率的で質の高い文法学習書ともいえます。
効率重視の学習者は文法特急で間違い無いでしょう。
TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 [ TEX加藤 ]
続いては通称「でる1000」と呼ばれるTEX加藤先生による名著の紹介です。
1000問という圧倒的問題演習量でTOEIC出題パターンを全て網羅し、量でねじ伏せるような問題集です。
TOEICで満点を狙う方や覚えれば誰でも得点源となると言われる文法を攻略したい方に強くオススメしておきます。
こちらもTOEIC対策本としては定番中の定番ですので、もはや説明不要だとは思いますが、一応解説します。
先に述べましたが、質の高いTOEIC対応文法問題を1000問という圧倒的な演習量で網羅する網羅系TOEIC文法書籍の筆頭格です。
1000問もやってられるかと突っ込まれるかも知れませんが、逆にこの1000問全てを解けるようになればTOEICのPart5は瞬殺です。
Part5を瞬殺できるということは、すなわち大幅な解答時間短縮へとつながり、続くPart6,7へと時間の余裕をもって繋げることができます。
また、この書籍にも書いてありますが、この書籍の問題が解けるようになればPart6の穴埋めも解けるようになります。
1000問というと気が遠くなるかも知れませんが、本番同様の時間プレッシャーをかけながら演習していけば、答え合わせと解説を読む時間を考慮しても半日で一周できます。 問題を解いて答えを見て何が問われていたのかを確認する、この作業は集中してやれば大して時間がかかりませんから、1000問とはいえ実はそれほど苦では無いです。
さっさと終えてしまいましょう。
この教材の良いところはひとえに、Part5が瞬殺できるようになる、という事です。それ以上でもそれ以下でもありません。
金フレと同様にこの教材はTOEIC以外ではあまり役に立ちません。
ですがTOEICの文法に関してはこの教材に勝る教材は一冊もないです。
リスニング
TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リスニング1000問[MP3音声付き] [ YBM TOEIC研究所 ]
リスニングはもうこれ一択です。
「TOEICリスニング対策!」などと謳っている教材は全く必要ないです。
この教材はTOEIC全教材の中で最も優れた教材です。
この教材が擦り切れるほど繰り返して下さい。
リスニングで満点が狙えるようになります。
リスニングは演習量が物を言います。
TOEICリスニングではゲームのように特定の出題パターンを攻略していった学習者が勝てるようになっています。
逆に、リスニングが苦手でも演習によるパターンの攻略で誰にでも得点源となりうるのです。
また、TOEICは時間制約が非常に厳しい試験でリーディング問題を全て時間内に時終えることが至難とされる中、リスニングは半強制的に全受験者が全ての問題を解き終えることができるようになっています。
それでいて配点は半分を占める495点であるため、学習における時間の費用対効果が極めて高い得点源分野なのです。
リスニングは演習量をこなしていけば必ず満点に近づいていきます。
そんな中で全TOEIC問題集において断トツの演習量を誇るTOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リスニング1000問[MP3音声付き] [ YBM TOEIC研究所 ]はTOEICにおけるリスニングの最高峰の問題集と言えます。
TOEICテスト新形式精選模試リスニング [ 中村紳一郎 ]
また、こちらの問題集もYBM超実戦と比較すると問題数は半分になりますが解説が非常に秀逸で問題の攻略法まで言及しているため非常に完成度の高いリスニング教材です。
問題の質も高く、TOEIC本試よりやや難しめに設定された負荷が本番での解答をより容易にしてくれる事でしょう。
リスニングはとにかく問題量をこなさなければならないため、まずはYBM超実戦とこちらの新精選で模試計15回分のリスニング演習を試みて下さい。
学習が終わる頃には劇的にリスニング力が向上している事でしょう。
またシャドーイング学習も効果的です。
問題を解き終えたら必ずスクリプトを確認しながらもう一度聞くようにしましょう。
自分が何が聴けなかったのか、どう行った質問パターンで問題を問われるのか(特にPart2)をよく確認しておいて下さい。
また、iPhoneなどに音声をDLした場合、速度を1.2倍にして演習する事でより負荷を増強させ、本番のリスニングを遅く感じさせる事で得点を向上させることもできます。
各自工夫を凝らしてリスニング学習に臨んで下さい。 ほかにも、
TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 3 & 4
この2冊はTOEICの最大の得点源であるリスニングに焦点を絞り、「どのように解いたら高得点が狙えるのか」や先読みなどと言ったテクニックを紹介しつつ豊富な演習量が確保できる良書です。
TOEIC学習を試みる上でリスニング学習は最大のポイントとなります。
上に挙げた問題集をこなして得点を向上させて行って下さい。
リーディング
リーディングに関しても回数が物を言うので、質×量でクオリティの高い教材を選ぶことが重要です。
TOEIC(R) L&Rテスト YBM超実戦模試リーディング1000問 [ YBM TOEIC研究所 ]
リスニングと同じくYBMの超実戦模試です。
良質な問題を1000問(模試10回分)という豊富な演習量でこなし、得点力を向上させる事が目的です。 また、リスニング同様に
TOEICテスト新形式精選模試リーディング [ 中村紳一郎 ]
新精選も問題・解説の質が秀逸であり学習効果の高い問題集であると言えます。
特にPart7に関してはどれだけ問題をこなしたか、で得点が伸びてきますから、これら2冊両方をこなすことが重要と言えます。
加えて、
こちらの至高の600問も質の高い問題集です。
リスニング問題も当然付いており、1回120分の模試計3回分のTOEIC演習が可能です。
総合的な得点力向上に演習材料として解いてみると良いでしょう。 また、
新メガ模試1200問TOEIC L&Rテスト(VOL.1) [ キム・デギュン ]
こちらは韓国発祥のTOEIC書籍ですが問題量が多く上に挙げた至高の600問の2倍の演習量を搭載しておりますから、とにかく演習をさらに積みたいという学習者にオススメです。
究極のゼミシリーズのPart7、リーディング問題集です。
TOEICL&Rテスト究極のゼミPart7は市販のTOEICリーディング問題集の中では最も解説に富み質の高い問題を扱った教材です。
TOEICのリーディングには文脈型や位置選択問題、同義語問題、情報分散型など様々な設問タイプがありますが、その全てを網羅した上で質の高い問題と解説を伴ったこのTOEICL&Rテスト究極のゼミはおすすめです。
TOEICは単語学習を終えたらあとはとにかく演習が最重要です。
まとめ
上に挙げた問題集を数多くこなし、豊富な演習量で最速でTOEIC高得点を記録して下さい。 以上が私が思うTOEIC最強教材でした。
追記 スタディサプリのTOEIC対策コースが超格安で効果が凄い
TOEIC対策に効果抜群のアプリ「スタディサプリ」のTOEIC対策コースと上記の教材を併用して勉強すればTOEICのスコアは800〜900以上を狙えます。
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