起業する方法 - 起業するならメガベンチャーに入ろう。おすすめ起業本も一挙紹介!
起業する方法 - このように検索して当ページにたどり着いた方は起業する具体的な方法について模索していることでしょう。当ページでは起業する方法を具体的に解説していきます。
結論。起業するならメガベンチャーに入社しよう。
起業したい学生はメガベンチャーへ行く事が一つ具体的な起業への第一歩となります。
メガベンチャーとは、例えばリクルートやサイバーエージェント、楽天、DeNAのような時代の最先端を行く新事業を多数輩出する若い大規模IT企業の事を指す場合が多いです。
何故起業したい学生がメガベンチャーへ行くと良いのか、その理由を具体的に解説していきます。
新規事業を立ち上げ、子会社の社長になる
メガベンチャーの社内環境は非常にフラットであるケースが多いです。
若手社員から絶えず新規事業案を募り、事業化が決定すると子会社化、そして創案者が代表取締役として子会社社長に就任するケースが多々あります。
例えばメガベンチャーの一角を担うサイバーエージェントでは「新卒社長」という、新卒で入社した社員が入社から早期に子会社の社長に就任するケースが多いことから生まれた社内文化があります。
株式会社シロク代表取締役社長の飯塚勇太氏はiPhoneカメラSNSアプリ「My365」をサイバーエージェントから引き継いで事業化し、21歳の若さで子会社の社長に就任しました。
株式会社CA Tech Kids 代表取締役社長の上野朝大氏や株式会社サムザップ代表取締役社長の桑田英顕氏、 株式会社Woman & Crowd 代表取締役社長の石田裕子氏らもサイバーエージェント出身の子会社社長として起業した起業家です。
このように、メガベンチャーでは社内で立ち上げた新規事業を子会社化して創案者を代表取締役社長に就任させるケースが多々あり、 独りよがりで起業を志すよりもこうした規模の大きなメガベンチャーで事業を練って構成を整えて新規事業として発案し、代表取締役社長になるケースを目指す事がより現実的と考えられます。
サイバーエージェントだけでなく、リクルートではNew RINGと呼ばれる新規事業コンテストで優勝した事業案を事業化し、子会社とするケースもあります。
審査員として実業家の堀江貴文氏やお笑い芸人の田村淳氏も参加されるリクルート社内きっての一大イベントには、起業を目論むリクルートの野心家が多数募ります。
結婚事業のゼクシィや住まい事業のスーモ、スタディサプリやホットペッパーと言ったリクルートを代表するサービス群もこうしたリクルート社内の新規事業コンテストから生まれました。
また、DeNAからも守安功氏が独立する形でSHOWROOM株式会社を設立し代表取締役社長に就任、人気ライブストリーミングアプリSHOWROOMを提供しています。
カリスマ実業家三木谷浩史氏が率いる楽天からはモバゲーで有名なGREE株式会社を田中良和氏が設立する形で独立し、代表取締役社長に就任しました。 "21世紀を切り開く若手実業家の多くが、こうしたメガベンチャーの新規事業から代表取締役として実業家へと踏み出したというケースが多い"のです。
メガベンチャー各社の解説
起業を考えてメガベンチャーを目指す事に興味が出てきたと思います。 そこで、メガベンチャー各社の解説をこの項で行なっていきます。
【リクルートグループ】
リクルートキャリア、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルート住まいカンパニー、リクルートライフスタイルなど、さまざまなリクルート系事業会社を取りまとめてリクルートグループとして解説します。
グループ連結売上高1兆8399億87百万円の東証一部上場企業です。
各事業会社で人材、旅行、グルメ、美容、教育、住まいと幅広い事業を展開する総合サービス企業です。
スーモやゼクシィなどと言ったブランドはあまりにも有名でしょう。
「人材輩出企業」と評される通り、リクルート卒業生からは数多くの起業家が生まれました。
株式会社USEN代表取締役社長の宇野康秀氏、白猫プロジェクトなどの人気ゲームで有名な株式会社コロプラ代表取締役社長の千葉功太郎氏、 株式会社マクロミル代表取締役社長の杉本哲也氏、株式会社じげん代表取締役社長の平尾丈氏、 etc. 卒業生起業家には枚挙にいとまがないです。
故にリクルートは日本最大の人材輩出企業として有名です。
また、リクルートの事業会社でゼクシィやスタディサプリを開発するリクルートマーケティングパートナーズでは、 年収の一年分を支給し社員の挑戦を応援する「Frontier」制度や最大連続28日休暇と30万円の手当てを支給する「STEP」制度、 最長2年間の休職を認め社員自らのやりたい修行を行う「B-Quest」制度など ユニークな制度も起業家の輩出に一役買っていそうです。
リクルート(ホールディングス)の平均年収は926万円(推定)※平均年収.JP様調べによる
リクルートの社内制度や福利厚生について解説したページがあるので是非ご一読下さい。
【サイバーエージェント】
藤田晋社長率いるインターネット広告国内最大手のメガベンチャーで連結売上高3717億62百万円の東証一部上場企業です。
Amebaやグランブルーファンタジーなどで著名なCygames、 日本初の総合インターネットテレビ局AbemaTVなどのブランドで知られる、 新規事業を多数展開する極めてユニークなIT企業と言えます。
年二回開催のあした会議(社内新規事業コンテスト)に加え、 新規事業創出と独立を促す「CAJJプログラム・スタートアップJJJ」制度や次世代リーダー育成制度「CA36」、 20代の著名エンジニアなどを交えたトークバトル・プログラミングコンテスト「Battle Conference U30」 などユニークな社風で起業家を多く輩出する次世代の人材輩出企業がサイバーエージェントです。
(画像はサイバーエージェント公式HPより拝借) 福利厚生としては本社最寄りから2駅以内の社員に家賃3万円分の補助金を出す「2駅ルール」や老舗ブランド弁当などを社内で格安に提供する「サポ飯」など、ユニークな福利厚生を持っています。
また、働くオフィス環境も多くの新規事業や起業家の輩出を促すユニークな環境が整っています。
サイバーエージェントの総合職平均年収は945.5万円〜1045.5万円(推定)※平均年収.JP様調べによる
【DeNA】
株式会社ORATTA代表取締役社長の今井勇樹氏や株式会社Paysanne代表取締役社長の村田崇文氏、 先ほどあげた株式会社SHOWROOM代表取締役社長の守安功氏など総勢24名超の起業家を輩出した日本最大級の人材輩出企業です。 本社は渋谷ヒカリエ
連結売上高1424億1900万円の東証一部上場企業で、モバゲーなどのインターネットサービスを幅広く展開するメガベンチャーです。
平均年収は750万円(推定)※平均年収.JP様調べによる 出来高や実績を残した社員には年功序列に関わらず平均年収を大きく超えた年収が与えられることも多い点に関しては、他のメガベンチャーと同様です。
就職偏差値において日本のIT企業で常にトップクラスに位置するDeNAには優秀な起業家精神を持った優秀な人材が多数集まります。
優秀な起業家人材とオフィスを共にする事で起業家としての野心を養っていくのでしょう。
【ガイアックス】
聞きなれない会社かもしれません。
今新世代の実業家を多数輩出する最先端の人材輩出企業として、ガイアックスは名を馳せています。
連結売上高43億24,50万円(2014年) 平均年収556万円(推定)※平均年収.JP様調べによる 規模、平均年収共に先述のメガベンチャーには劣りますが、今日本で最も起業に近い環境はここガイアックスと言えます。
ガイアックス出身の次世代起業家は「ガイアックスマフィア」と呼ばれ、 LITALICO代表取締役社長の長谷川社長やAppBankのマックスむらいこと村井社長、 Tokyo Otaku Modeの小高CFO、 株式会社Find Travelの井出社長などが挙げられます。 ガイアックスの特徴は社員の約7割が起業すると言われる圧倒的起業文化と、「ワークシフト・スクール」による社内の起業家育成制度による独立起業、副業推進にあります。 起業を志す野心家たちが集う精鋭企業がガイアックスなのです。
"人と人とを繋げるスタートアップスタジオ"のコンセプトからも分かる通り、スタートアップ企業推進事業などが主なガイアックスの事業です。
コワーキングスペースやカフェ、屋上、キッズスペースまで完備された他社とは一線を画すオフィス環境も、スタートアップの精神を後押しします。
【エイチーム】
産業都市である名古屋市が誇るITベンチャーです。
「その挑戦に、戦略はあるか」「わくわく、本気で行こう」の社内キャッチコピーから読み取れるのは圧倒的なベンチャー精神とハングリーな事業展開です。
売上高346億03百万円の東証一部上場企業です。
ユニゾンリーグやヴァルキリーコネクト、ダービーインパクトなどの有名スマホゲームタイトルから 引っ越し総合サイト「引っ越し侍」車査定買取サイト「ナビクル」、 結婚式場情報サイト「ハナユメ」、 国内最大の自転車EC事業「Cyma-サイマ-」などをはじめとする名古屋が誇る次世代のIT企業です。
名古屋市の一等地である名古屋駅前の大名古屋ビルヂングに本社を構え、デザイン性の高いオフィス環境が新規事業を生み出す原動力になっています。
また、エイチームには社内新規事業コンテスト「A+」が開催され、新規事業創出や若手実業家の輩出に繋がっているようです。
ここからが重要↓
起業に必要な知識とは?
上記のようなメガベンチャーへの入社が叶ったところで、新規事業の立ち上げプロセスや起業のノウハウを知らなければ話にならないでしょうし、そもそも起業に関するアイデアや知識がなければメガベンチャーには内定できません。
しかし、起業に関するノウハウや知識は適切な起業本を読めばしっかり学ぶことができます。
そこで、起業に際して必要な知識を汲み取れる最強の起業本を一挙に紹介します。
まずは定番中の定番書籍、起業を考えたら必ず読む本、です。
起業に実際に必要となったノウハウや手法、プロセスを起業家の著者があますことなく語る唯一無二の起業バイブルです。
近年出版された起業本のなかでは一線を画す秀逸な内容ですので、起業を志した方は必読でしょう。
起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営 [ 大竹慎太郎 ]
こちらはサイバーエージェント卒業生で起業家の著者が、起業する際に行ったことの全てが書かれた、起業本屈指の具体的起業プロセスの解説本です。
サイバーエージェントやZOZO、livedoorと言った新世代企業のスタートアップを考察し、起業に必要なマインドやプロセスをとことん追求した内容は他のどんな起業本よりもわかりやすくイメージしやすい良書です。
起業1年目の教科書 1年目から無理なく年収1000万円稼ぐ [ 今井孝
]
起業1年目のお金の教科書 ゼロからいくらでも生み出せる! [ 今井孝 ]
こちらは起業本のなかでは鉄板の書籍です。
青は起業に際するマインドを語った典型的起業本、赤は起業に際するお金の知恵を伝授する起業本です。
起業を志す野心家の多くが読んでいる書籍です。
内容は起業の実例を用いて一つ一つ丁寧に解説された読み手にとってハードルの低い起業本で大変読みやすいです。
起業の科学は起業手法を理論的かつ具体的に考察したまたとない最良の起業書籍です。
高度なレベルにまで踏み込んだ起業ノウハウを学ぶ上で本書は欠かせないバイブルとなるでしょう。
起業を志したら必ず読みたい最も実用的な起業書籍です。